– 児童虐待予防の大切さ –

児童虐待は、特別な状況で起こるのではなく、どの家庭でも起こりうることです。
児童虐待は、個人の問題ではありません。
早急に社会の重大な問題として取り組む必要があります。
そして、児童虐待予防にみんなで取り組みましょう。

子育て家庭を社会で支えようという意識を広めましょう。

昔は、隣近所、見ず知らずの人でも子どもたちを温かい目で見て、いけないことはきちんと叱ってくれることが多かったと思います。コミュニティが子どもの育ちを健康的なものにし、子育て家庭を支えていたと言っても過言ではありません。いま一度このことを皆で考えてみませんか?

私たちがすぐにでもできること・・・

子どもに、そして子育て家庭に対して、温かいまなざし、ちょっとした声掛けや行動を。ささいなことと思えることでも、その一言で救われる親子がいます。
児童虐待予防というと、専門職が何か特別なことをするのかと思われるかもしれませんが、一番大切なのは、日常のなかで地域の人たちが子育て家庭を温かく見守ることです。
会話を繰り返すうちに相談事を持ちかけられることがあるかもしれません。まずは、お話を聞いてあげてください。

子育て中の皆さんへ・・・

子育ては大変な仕事です。
自分一人がうまくいっていないと思わないでください。みんな悩んでいます。
先輩たちも悩みながらやってきました。
一人で抱え込まないで、周りの誰かに話を聞いてもらいましょう。

子どもとの関わりがある職業についている方へ・・・

子育てに行き詰っている保護者、落ち着きのない子どもなど、SOSを発信している人が周りにいませんか?
保護者や子どもたちを温かく包み込んであげてください。
そして、必要に応じて専門機関につなげるなど、温かい心を持ちながら、冷静な判断を一緒にしていきましょう。

– 気づいた後の対応 –

児童虐待に気づいたら、いずれかの方法で連絡をしてください。
児童虐待の疑いでもちゅうちょせず連絡してください。早期対応が必要です。